2019年6月29日土曜日

平成29年2月と3月のyahooブログ上の投稿

壮絶、とはこのことを言うのだろう 平成29年二月  2017/2/3(金) 午前 8:22

何年か前に中谷美紀のインド旅行記を読んでいたら、この本に触れていた箇所があり、読んでみた。

言葉を失った。壮絶、とはこのことを言うのだろう。

世界最強のクライマー、山野井泰史と妻、妙子がヒマラヤのギャチュンカンの北壁に挑む。マイナス30度から40度に達する7000メートルの高地でほとんど垂直な北壁で苛酷なビバークを二日間。二日目はわずかなテラスもなく、ロープを二重にしブランコを作り、その上に腰掛け、一夜を明かす。彼らは酸素ボンベも持たない。しかも雪崩が何度も直撃し、二人とも目が見えない。

「肉体的にはかつてないほど追い込まれている。極限という言葉を簡単に使うことは許されないが、その近くまでは追い込まれているだろう。もうひとつ不測の事態に見舞われれば、最後の支えも切れてしまうかもしれない。
ー絶対に生きて帰る。
山野井は、ロープのブランコの上で、まったく夢を見ずに一時間ほど眠った。」

人間は無酸素で7000メートル以上に5日もいつづけることはできないというのが登山界の常識だった。しかし、いま、山野井夫妻は6日目を迎えようとしていた。
氷壁にハーケンを打つために手袋を脱ぎ、素手で岩肌をさぐる。一本打つたびに1時間ほどかかった。夫妻はこの登山で両手両足の指を凍傷でほとんど失う。死は常に隣り合わせにあった。

絶望的な状況下。壮絶な闘いの結末。
何度読んでも言いしれぬ感動を覚える、ノンフィクションの極北。

私はこの本を読んでからは辛い状況に会うと、自分の辛さなど、山野井夫妻の苦しみに比べれば何のことはないと思うことが習い性になった。その意味では私に大きな影響を与えた一冊である。


 ピザナイト 平成29年二月  2017/2/3(金) 午後 10:55

小麦粉を練って作る本格的なピザ。

平成29年家族写真  2017/2/4(土) 午後 11:37
号泣してもいいですか? 平成29年二月 2017/2/15(水) 午後 7:41 


バレンタインにコンビニでチョコを買い、女性店員に「袋要りません」と手渡してもらうという投稿を読んで泣きそうになったが、今日地下鉄で大学生風の男が
「おれ最近オンナに飯作ってもらってるねん」
「おっ、彼女できたん?」
「実は…弁当屋に女の子がバイトに入ってん」という会話を聞いてほとんど泣いてます。

(ドリアン長野がこの新規投稿をフェイスブック上で行った後のご友人のコメント並びにその返答)

男同士で待ち合わせするときに、友人が同じ方向に歩いている全く知らない女性と恋人同士のフリをして現れる(横に並んで歩いているだけ)という遊びに没頭していた時期があったことを思い出しました。


ドリアン長野が行った返答。 「号泣してもいいですか😭」



ランニングを始めてから奇妙な距離感が身についた 平成29年二月  2017/2/18(土) 午後 11:04



ランニングを始めてから奇妙な距離感が身についた。例えば、地図を見て目的地が10キロ先20キロ先にあるとする。以前なら遠い、と感じ、交通機関を利用することを考える。日常的に車を運転する人ならなおさらだろう。私は決して早いランナーではないが、今なら10キロなら1時間以内で行ける、20キロなら2時間以内で行けるという感覚が身についた。そして実際に走って目的地まで行くこともある。これはランナーなら誰もが首肯する距離感覚だろう。走ることによって得た最大のものの一つがこの感覚だ。これによって一つの武器というか、大袈裟に言えば、自由を手にしたような気持ちになった。
これは旅をするスタイルに似ているような気がする。ツアーで行くか、バックパックで行くか。飛行機で移動するか、バスや列車を利用するか。沢木耕太郎の「旅する力 深夜特急ノート」を読んでいて、ふと思った。

以下は、ドリアン長野とご友人達とのやり取り。
植村直己さんも同じような事を言ってました。
彼の場合、南極で窮地に陥ったとき、生きてどこまでいけるのか?と言うシュミレートに対して、カラダが覚えた感覚は有効だと。

ドリアン長野 植村さんが。そうだったのですね。正にサバイバルとしての身体感覚ですね。


ドリアン長野 そうなんです。慣れてしまうと、その感覚が徐々に薄れてきます。これも旅に似てますね。

100メートルからはタクシーです✋


ドリアン長野 素晴らしい距離感覚です👊🏻

カーナビが普及してからは
地図を読む力や感が大部養え無い様になりましたね
私もランニングをする様になってからは
バスの5駅ぐらいだったら歩くのも平気!って思えます
ランニングのお陰で生活の中での面倒な事が減った様な感じです
「あの苦しさを思ったら…と」
歩くのも大股で早くなりました。
苦しいを経験して楽を増やしたいです😊

そんな私の今のランはこんな感じです
1時間43分31秒 15.1km  6'51''

ドリアン長野 苦を経験して楽を増やす、っていうのは経験した人にはよくわかりますよね。頑張ってますね〜〜。
これは1キロが6分51秒ってことですか。
15キロのキロ1キロの平均です😊
週に2回走って3月のハーフ目指しています
10月に突然走りはじめました
家族が誰も褒めてくれず無関心なので
娘婿を捕まえて
「ねぇ、15キロだよ!凄くない?」って詰め寄ってます😝

ドリアン長野 凄いですよ❗️
走っている人にしかこの凄さは理解されにくいと思いますが。
3月のハーフ頑張ってください。またご報告お待ちしています。😉

救護車に乗っている写真を送りまね(笑)

ドリアン長野 (笑)期待してます

凄い乗りぷりを見せつけてやりますよ!

ドリアン長野 わはははは、箱乗りしてください❗️

貫井徳郎 平成29年二月  2017/2/18(土) 午後 11:09

「愚行録」貫井徳郎原作
最初は「沈黙」を観に行こうかと思っていたのだが、ネットでこんな惹句を読んでしまった。
迷宮入りした一家惨殺事件──再び調査する週刊誌記者が迫る真相とは? 仕掛けられた3つのドンデン返しに、「あ然」「驚がく」「絶句」
おりしも今日が封切り初日、貫井徳郎は「慟哭」「迷宮遡行」「失踪症候群」「転生」を読んで面白かったので、かなり期待して観に行った。観客は30人ほど。この映画も「この世界の片隅に」と同様、口コミで拡がっていくタイプではないか。伏線を見逃さないように感覚を研ぎ澄ますように観る。人間のずるさ、醜さが徐々に浮かび上がってくる。後半の緊迫感は半端ではない。心拍数が上がる。どんでん返しは映像だからであろう、驚愕というほどではなかったが、真犯人は見事に予想を覆えされた。観終わって茫然自失、映像を何度も反芻する。事前に映画評を読んでいたので、週刊誌記者の兄(妻夫木聡)と娘を虐待して逮捕された妹(満島ひかり)が深い闇を抱えていることは予想できたが、重い、あまりにも重い。書物は図書館で借りるのが常套になっているのだが、何年か振りにすぐさま原作を購入したのだった。

鏡像反転 平成29年二月 2017/2/25(土) 午後 10:07 
【問題です】
二つのグループに分けました
A 青森 B 岩手
A 東京 B 埼玉
A 岡山 B 広島
A 山口 B 島根
それでは京都はAかBか❓
大田、品川、中央、墨田、目黒、文京はA
新宿、渋谷、港、千代田、台東、練馬はB

天王山はA、天王寺はB

https://www.facebook.com/durian.nagano/posts/1262116267209273?pnref=story 

チョンキンマンションを振り返って 平成29年3月  2017/3/18(土) 午後 11:12

金曜日の夜11時にNHKでチョンキンマンション特集を懐かしいな〜と観ていると、5歳の宵っ張りの娘が「パパ〜〜、遊んで〜〜、カルタしよう〜〜」
「ちょっと待って、これを観終わってか…」
「パパ〜〜!遊んで〜〜」
「もう少しで終わるか…」
「遊ぼう〜〜!」
あ”〜聞こえない〜、お前は獅子座なおか〜〜」
録画しててよかった。

https://www.facebook.com/durian.nagano/posts/1282218655199034?notif_t=notify_me¬if_id=1489845759679530

管理人マーキュリーマークからの伝言 
本来はyahooブログ版の香港旅行記を紹介しておりましたが2019年12月にyahooブログが閉鎖に至るのであえてgooブログ版を紹介します。同じ様な状況にあれば同様にさせていただきます。

平成29年3月家族写真  2017/3/19(日) 午後 9:36
ロンドン 平成29年3月
2017/3/23(木) 午後 10:46
<ロンドンテロ>「民主主義への攻撃」…観光客青ざめ(毎日新聞) - goo ニュース https://t.co/ICzYKZinvT
— ドリアン長野 (@duriannagano) 2017年3月23日 ">

ロンドンテロ、IS系が犯行主張する声明 通行人ら死傷(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース https://t.co/2jKGX6E9hG #Yahooニュース
— ドリアン長野 (@duriannagano) 2017年3月23日 ">



管理人マーキュリーマークからの伝言
当方では、海外旅行記を発表してます。影響を与える事が出来ても責任は取れません。皆さん、もしも海外旅行に行かれるならば熟慮の上で行くか行かないかについて、ご決断下さい。敬具

黒澤浩樹氏の突然の訃報 平成29年3月 2017/3/29(水) 午後 10:59

かつて極真空手最強といわれた黒澤浩樹氏の突然の訃報。ファイティングマシーンと呼ばれた不屈の闘志は多くの空手家の憧れであった。全日本ウェイト制大会や大山総裁の葬儀でお見かけしたことがあったが、全身から凄まじいオーラを発していたことを覚えている。享年54歳。

https://www.facebook.com/durian.nagano/posts/1292263460861220?notif_t=notify_me¬if_id=1490777252811421

https://www.facebook.com/seishinkankaratedo/posts/1265360850246466

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回顧を兼ねた書評 令和二年三月



僕の初海外旅行は26歳の時のインドだった。当時往復チケットは年末料金だったので30万した(泣)。
行く前は椎名誠の「わしもインドで考えた」を熟読。
インドでは尻の毛まで抜かれるほどぼったくられ、下痢と発熱で散々だったけど、それからはリーマンパッカーとして主にアジアをふらふら。アフリカは遠すぎて行けなかった。
新婚旅行もバックパックでバンコクと香港へ。香港では雑居房のチョンキンマンションで二泊し、妻はぐったりしていた。
バンコクでは安宿と高級ホテルと泊まり歩き、マリオットのプールで溺死しそうになったのは今ではいい思い出だ(嘘)。
旅も好きだが、旅行記も好きだ。この本は主にアフリカ旅行のエッセイだが、面白い。何よりも文章がうまい。奥さんとのなりそめを綴った「追いかけてバルセロナ」なんか疾走感があり、一気に読め、感動的でさえある。朝の通勤の地下鉄で読んでたけど、日本にいながら気持ちはバックパッカー。旅の本もいいけど、また出かけたいなあ。


管理人マーキュリーマークからの伝言
上記は、ドリアン長野が令和二年に投稿した内容です。
令和六年にドリアン長野は親子で
ケアンズ旅行。
 

ランニングについての投稿




ランニング(特に早朝)をすると
眠気がふっ飛ぶ
血液が循環する
走っている時は悩みを忘れる
デトックスになる
街中の新しい発見
脳から快感物質が出る
一日爽快感が続く
大阪城公園〜坐摩(いかすり)神社の紫陽花